室内にいても熱中症にかかります。
熱中症患者のおよそ半数は高齢者(65歳以上)です。
熱中症は、夏の暑さで体内の水分や塩分が不足し、体温調節ができなくなる異常です。
高齢者になると暑さやのどの渇きを感じにくく、体内の水分量も少なっているため、高齢者は熱中症にかかりやすく、重症化しやすいといわれています。
子どもは、汗をかく能力が未熟です。暑い時にも遊びに夢中になってしまいます。遊びの最中には、水分と塩分の補給と休憩を心がけてください。お子さんの様子をよく観察してください。
熱中症は屋外だけでなく、部屋の中にいても注意が必要です。
気温・湿度:気温28℃以上、湿度70%以上になったら要注意です。特に暑さに慣れていない時期は要注意です。
水分補給:のどが渇いていなくても水やお茶、スポーツドリンクなどをこまめに飲みましょう。
服装:風通しがよく、汗が乾きやすい服を着ましょう。外出時には帽子や日傘を忘れずに。
食事:自分が食べたいものでいいので、食事はしっかりとりましょう。
室内:エアコンや扇風機は、温度設定に気を付けたり、体に直接あたらないよう風向きを調整するなど工夫をすると、体が冷えすぎず、快適に使うことができます。これらが使えない場合は、シャワーや冷たいタオルでも、体を冷やす効果があります。